月に数回、住宅展示場で受付のアルバイトをしています。この日あいにくの雨で、私は車で出勤。午後3時頃に、車で帰社した営業さんが「タイヤパンクしてるよ」と。
見に行く、左の後ろタイヤがぺちゃんこです。勤務は5時まで。とりあえず家族ラインに画像を送信しました。
いち早く反応したのは自動車整備士の長女です。
「タイヤのサイズと種類が知りたいから生きてるタイヤ全体の画像送って」
私は元気なタイヤの全体像を送信しました。
「雨の中作業嫌だから、今日は置きっぱなしで帰ってきてね。明日朝、母さん送りながらそっち行ってタイヤ交換するから」
ということで、私はセンターハウスに車を止め置きすることを報告に行きました。
「膝の痛みが悪化するから、お兄ちゃんに迎えに行ってもらってね」と、付け加えられたことで、それに長男が反応。
「ごめん、今日は家にいないから迎え行けない。タクシー呼んで」
いやいや、歩けるって。と思いながらも、ちゃんと考えてくれることに感謝です。
咄嗟の時に、優しい子供たち。ピンチの時って、その人にとって自分がどんな存在なのかよくわかりますね。
この話に登場しない夫。もちろん、夫には真っ先に連絡をしましたよ。家族ラインとは別に個人ラインに。
私「パンクしてます、左後部」※画像付き
夫「それで、どうするの?」
私「どういうことですか?」
夫「その状態で、車、走るの?」
私「走りません」
夫「それで、どうしてほしいの?」
私「どうしてほしくもないです。既に娘に相談済みです。名義人なので報告したまでです」
まあいいんですよ、頼ってないので。
敢えて毒を吐いてしまえば…。存在価値がその程度ってことですかね。敢えて言えばですけど。高校生の頃、CMで流れていた手を繋いで歩く老夫婦のようになりたいと、友人と話したのを思い出しました。この人と手は繋がないだろうと。