和のデザート(甘味)、夏の定番といえば、かき氷でしょうか。心太やみつ豆、水羊羹、水まんじゅうなどなど、冷んやり甘味がたくさんありますね。
そんな中、私の定番甘味はこれです。
水まんじゅう(くずまんじゅう)ですね。中に紫芋の餡を入れたものと、珍しいクワイ入り粒あん。私の住んでいる地域はクワイの産地なので、農家さんに譲ってもらい、ダイス切りしてアクを抜いたら密に漬け込んで、冷凍保管しています。甘さ控えめに炊いた小豆にこのクワイを入れると、その食感がアクセントになります。
冷んやりつるんとした喉越しと、すっきりした甘さ、クワイの食感が最高。
紫芋の方は、見た目綺麗かなという発想。丁寧に裏漉しして滑らかな自然な甘さの餡は、見た目だけじゃなく、味もいいです。
写真を撮るのに、裏庭のまんりょうの枝を添えたら、清涼感あふれる、ちょっと高級な画像が撮れました。
水まんじゅうは、凍らせて、しっかり管理しておくと、結構日持ちします。食べるときは、常温で30分ほど放置すると、いい感じ。食感も味も、冷凍しても劣化しなかったです。
水まんじゅうというと、夏場の甘味ですが、くずまんじゅうとして、冬に温かい餡をかけても美味しいです。来週から、私のお店で販売しようかと計画中です。
今週は、お盆。ご先祖さまに感謝を込めて、手作りのお供えも良いですね。私はお寺の孫なので、やっぱりお盆は特別行事です。
今ある暮らしに感謝、ご先祖さまから受け継いだ命に感謝。
お仏壇やお墓に手を合わせられずとも、感謝の心を持ってする行いが大事ですね。