今年も冬至を過ぎたので、早稲田の穴八幡宮に『一陽来復』のお札を受けに行きました。
クリスマスイブだから(?)予想に反して人出が少なくて、風も穏やかな快晴で、寒さに凍えずに済みました。数年前だったか、大寒波の年に、寒い中着物姿で長蛇の列に並び、翌日から熱を出した記憶があります。
お札の方がスムーズでしたが、参拝の行列はいつもの年よりも多い気がします。
さてさて、この穴八幡宮さま、金銀融通の神様として知られていて、ゆず飴(融通飴)も売られているのですが、飴が得意ではないので、私はお札だけ。
帰りに、鳥居前の交差点にある鳴門金時のたい焼きを娘たちの分と合わせて3匹購入して帰宅です。(お店の方、○匹って言うんです)
商売をしている我が家では、酉の日の大鷲神社で熊手、冬至の穴八幡宮で一陽来復、元旦の穴守稲荷参拝、とういのが年末年始の恒例行事です。
どんなに慌しくても、歴代の女将がやってきたこと。こうして同じように年末年始を過ごすことは、一世紀続く商売をきちんと継承できている証と思いながら過ごしています。
時代が変わり、サービスの様式が変わり、経営のスタイルが変わりましたが、ご先祖さま方は、今の私たちをどう見ているのでしょうか…。創業者は、満足してくれているでしょうか…。
ふと、そんなことを考えた一日になりました。