今日はお天気もいいので、朝から雑草取りをしています。雑草と言っても、わざわざこの花を種まきして育てる方もいるような『おしろい花』です。
毎年、夏の間は、何度となくこの作業をします。
一度も種を蒔いたことも無いのですが、刈っても刈っても、ここに咲きます。こうして刈り取っても、またすぐに芽を出して、あっという間に成長してしまう、なんとも生命力の強い花です。
ピンク色の綺麗な花を咲かすので、癒しにもなると言えばなるのですが、何しろここは駅から徒歩5分ほどの住宅街で、この茂みにゴミをポイ捨てする通行人がとても多いので。タバコの吸い殻、お菓子の空袋、梅干しの種、乾電池やガラスの破片などもあったりします。
長雨や台風があると、道側に倒れてしまうので、通行の妨げにもなったりします。
せっかく花を咲かせた綺麗な時期に、こうして刈り取っていると、時折通行人の見知らぬ方に、
「こんなにきれいなのに刈り取りやがって!」と怒鳴られることもしばしば。
そんな時は、
「そうですよね、お花が可哀想ですね。」
と、答えて流します。
おしろい花は、実は『トリゴネリン』と言う毒を持っているということをご存知でしょうか。種と根にあるそうです。我が家もチワワがいるので、気をつけなければいけませんね。
花言葉は『内気』『臆病』なんですが、こんなに次から次へと芽を出し、グングン伸びて、次々花を咲かせる我が家の前に自生するおしろい花を臆病なんてとても思えません。
ともあれ、娘に手伝ってもらい、今回もきれいに片付けました。
ポイ捨てされたゴミを含めて、45リットルのゴミ袋4つ分。次はいつ頃でしょうか…。